当店では季節に合わせたチラシを作成し、新聞折込にてお届けしております。
不定期ではありますが、皆様にその時その時をふと感じていただけたら幸いです。


新たな旅立ちの季節(とき)

2024.春

春爛漫の季節となりましたが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。日頃は読売新聞をご愛読いただき誠にありがとうございます。 

元旦の夕方、突如として能登地方を襲った大地震は、今もなお大きな爪痕を被災地に残しております。被災された皆様には心からお見舞い申し上げると共に、一日も早い復旧、復興をお祈り申し上げます。 

四月は新たな旅立ちの季節ともいいます。あちらこちらから歓声や激励が、中にはすすり泣きの声まで聞こえてきます。

 「ついこの間までよちよち歩きだった孫が小学校に入学しましてね…」。「息子が新社会人として、きのう赴任地の札幌へ旅立ちました。さてさてどうなることやら、親としては黙って見守るしかないですね…」。孫の成長を喜ぶおじいさんとおばあさん、息子の旅立ちに不安と寂しさを隠せないご両親、子や孫を思う気持ちは、いつの世も変わりません。でもどうかご心配なく、次に会う時は逞しい青年に成長していますよ。 

先日、友人のご子息の結婚式に出席してきました。披露宴で新郎が「私が今ここにあるのは、厳しく育ててくれた父と愛情あふれる母のおかげです」と胸に響く挨拶をすれば、新婦はご両親への感謝の気持ちを伝えたあと「リョウさんの家族の一員になれたことが嬉しくてたまりません」と感激の面持ち。二人の門出に幸あれと願いました。 

四季折々の節目節目を大切にし、豊かな文化を育んできた先人たち。梅が春の訪れを知らせ、桃の花が追うように咲き、そしてソメイヨシノが見事な華の舞を演じてくれ、時は春満開の四月を迎えております。 

入学や就職、結婚など人生の節目を経験した若者だけでなく、四月は誰でもが心機一転の旅立ちの季節かもしれません。 

皆様のご多幸、ご健勝をお祈り申し上げます。
PAGE TOP