当店では季節に合わせたチラシを作成し、新聞折込にてお届けしております。
不定期ではありますが、皆様にその時その時をふと感じていただけたら幸いです。
- きょうは敬老の日(2023.9.18)
- きょうは父の日(2023.6.18)
- きょうは母の日(2023.5.14)
- 門出の季節(とき)(2023.陽春)
- 年の瀬にあたって(2022.師走)
- きょうは敬老の日(2022.9.19)
- きょうは父の日(2022.6.19)
- きょうは母の日(2022.5.8)
- 春よこい(2022.早春)
- 年の瀬にあたり(2021.師走)
- きょうは敬老の日(2021.9.20)
- きょうは父の日(2021.6.26)
- きょうは母の日(2021.5.9)
- 入学シーズンに寄せて(2021.4)
きょうは敬老の日
2023.9.18
令和五年は異常気象という言葉がピッタリの夏でした。 やはり地球温暖化が影を落としているのでしょうね。 それでも今年は、全国で花火大会や夏まつり、盆踊り大会などが 盛大に行われ、「やっと本来の日本の夏が戻ってきたなぁ」と本当に うれしい気持ちになりました。 改めまして、日頃は読売新聞をご愛読いただき、誠にありがとうございます。 土曜日の昼下がり、相当にご高齢のご婦人を介添して駅へ向かうひとりの女子高校生の姿を目にしました。 最初はおばあさんとお孫さんかなと思いましたが、どうやら違うようです。 駅に着くと、おばあさんの介助を駅員さんにお願いして、彼女は立ち去ろうとします。 別れ際「気をつけてお帰りくださいね」と丁寧に一礼。 「ありがとう」とお礼を言うおばあさん。 「さようなら」みずみずしい彼女の笑顔。 何とも清々しい光景を見させていただきました。 「近頃の若いもんは…」などといつの世も言われますが、どうしてどうして最近は、洗練された若者も多いようです。 長年親交をいただいている先輩Aさんが、傘寿にあたり手記を寄せてくれました。 「自分は太平洋戦争のさなかに生まれました。 無我夢中で生きてきて、気がついたら八十歳の節目を迎えている。 かつては八十なんて仙人の領域かと思っていたものが、いざ自分がなってみると誠に未熟なままです」。 仙人とは、何とAさんらしい(笑)。 つぶやきは続きます。 「さてこれからをどう生きていこうか… 考えた結論はほどほどを旨とする。 節度を持った友だち付き合い、有りのままを受け入れた健康生活、そして背のびをしない暮らしが出来ればそれでいい。 今後ともよろしく」と結ばれていました。 気負いのないAさんの人柄が感じられます。 世界有数の長寿国に成長した日本。 きょうの敬老の日に改めて思うことは、『感謝』です。 今ある平和は、先人の血の滲むような苦闘とその志を引き継がれた皆様のたゆまぬご努力があったればこそだからです。 次に『継承』です。 私たちは、平和が強そうに見えて存外脆いものであることを知りました。 よって平和への強い思いをしっかりと継承して参ります。 多くの難題、課題を抱えて進む日本丸。 そんな時こそ経験豊かな皆様の助言や励ましが大きな力になります。 どうぞこれからも私たちを見守りご指導ください。 きょうは敬老の日。 皆様の末永いご健勝、ご多幸をご祈念申し上げます。